…現存する業界・業種の概念は、昭和時代の遺産です。

躍進を続ける企業には一つ特徴があります。それは、既存の業界・業種分類に当てはまらないことです。

■アマゾンは何屋さんか?

・ネットの本屋さん?違います。
・ネットの総合通販会社?違います。
・クラウド事業者?違います。
・物流企業?違います。
・金融事業者?違います。
アマゾンは上記のすべて、その他諸々の事業に取り組んでいます。何屋さんでしょうか?既成概念では定義できません。

■テスラは何屋さん?

・自動車メーカー?違います。
・バッテリーメーカー?違います。
・発電事業者?違います。
何屋さんでしょうか?既成概念では定義できません。

業界・業種の分類は昭和時代の遺産です。この分類にこだわり、その中のルールに縛られながら経営するのを止めましょう。IT・通信インフラの深耕は、ビジネスのやり方を大きく変えました。現存する業界・業種の概念は、昭和時代に生まれたルールであり、もはや無用の長物、創造に対する阻害要因です。

業界・業種の壁を超えるためのヒント!

◇問屋業…
1.ニューミドルマン(販売代理⇒購買代理)への転換
2.プラットフォーマーへの挑戦
※問屋が購買代理を極めるとファブレスメーカーに転換します。買手を囲い込んだこの会社は何屋さんでしょうか?もはや問屋でもメーカーでもありません。

◇メーカー…
1.モノの供給からモノ+α、ソリューションの提供企業への転換
2.直販体制(D2C)モデルの構築
※顧客の困りごと解決のための解=ソリューションを提供するモデルは、メーカーが取るべき標準的な戦略になっています。また、中間業者を中抜きしてエンドユーザーに届ける直販比率は確実に高くなります。中抜きが起きます。

◇小売業…
1.店舗販売からeコマース企業への急速な転換
2.デジタルが主、店舗が従の体制へ
※店舗の販売比率は確実に下がります。店舗の定義が変わります。

◇士業…
1.基本業務をベースに周辺事業領域への業務拡大とデジタルシフトの徹底
2.ノウハウのコンテンツ化(商品化)、デジタル販売
※士業は決められたルールの外でビジネスを行うようになります。まさに業界破壊が起きます。

また、上記すべてにおいて以下の二つは必須要件です。
1.デジタルシフトの徹底
2.売り切りからサブスクリプションモデルへの転換

◎現存する業界・業種の概念を打ち破る、業界・業種の壁を超える、これらは飛躍の大きなヒントです。
自社ビジネスに何を掛け算するのか?どこから破るのか?深く考えてみませんか。